
こんにちは、阪大外語卒のTSです!
このブログでは今まで、主に大学受験に向けた英語の勉強法を紹介していました。
しかし、読者の中には高校受験を控えた方も多くいらっしゃるかと思うので、中学生向けに正しい英語の学習法をお話ししようと思います!
なお、基本的には大阪府公立高校入試(A〜C問題点)を受験する方を想定していますが、都道府県間で出題範囲が変わるわけではないため、大阪以外の中学生も読んで参考にしてくださいね!
ということで、今回は受験英語の基礎となる「英文法」の正しい学習法について扱います♪( ´▽`)
勉強法は簡単、とにかく《文法問題集を1冊完璧にこなす》だけです!

「なんやそれだけかい!」といった声が聞こえてきそうですが、これが本当に大切。
TSは5年にわたり家庭教師をしてきましたが、成績が伸びない生徒ほど以下のような傾向が見受けられるのですよね、、、。
①問題集に直接書き込む
②丸バツをつけて終わり/正しい答えを赤で書いて終わり
③1冊問題集を終わらせてはすぐに別の問題集にうつる
①について、問題集は「解ききる」ことが目的ではありません、「解いて定着させる」ことが大切です!
定着させるうえで、テキストに直接答えを書き込んでしまっては解き直しができませんよね?
②に関しては、「勉強した気持ち」にはなれますが、勉強の効果としては皆無です。
解ける問題に意味はなく、解けなかった問題の理解や復習によって知識が定着するのです。
③については、Twitterで#勉強垢などと検索して最近の学生の傾向を見ている中で、「参考書を買ってもらった自慢」や「持っている参考書自慢」があまりにも多すぎて正直呆れました笑
参考書なんて各分野1冊あれば十分です、死ぬ気でやり切るようにしましょう!
とはいっても、基本→標準→応用など、各レベルごとに問題集が出版されている場合もありますよね?
こういった場合も、各レベルをしっかり定着させたうえで次の問題集に手を出すようにしましょう。

悪い傾向の解説が長くなってしまいましたが、しっかりと文法の知識を定着させるうえでTSがオススメする問題集の使い方を説明します♪( ´▽`)
(1)各問題集ごとにノートを準備する(ルーズリーフでもOK)
(2)ノートに問題を解いていく
(3)答え合わせをする
(4)参考書の間違えた問題に斜め線を入れる
(5)ノートに線を引き、間違えた問題を再度解く
では、それぞれの具体的な行程を説明しますね♪
(1)各問題集ごとにノートを準備する(ルーズリーフでもOK)
同じノートにいろんな問題を解いてしまうとどれがどれだか分からなくなります。
そのため、必ず問題集ごとにノートを分けるようにしましょう!
(2)ノートに問題を解いていく
ここで、絶対にやってほしいことが3つあります!
①問題と問題の間は1行あける
→答え合わせのときに正当やメモを残すために必ずゆとりを持って回答しましょう。
「ノートが勿体無い」という人がいますが、今の時代、100均で5冊くらい入っていますよね?
それくらいの出費を惜しむのなら勉強なんてやめましょう。
②穴抜き問題や記号問題の場合でも英文を書く
→以下のような問題があったとします。
(a) I want to ( ) a teacher.
(b) Where do you want to ( ) after dinner?
a. going b.go c.went d.gone
こういった場合、テストではカッコに入る単語や記号を答えるだけで良いですが、勉強の際には下のように完全文を書くようにしましょう!
(a) I want to (be) a teacher.
(b) Where do you want to (go) after dinner? (b)
ただし、②については中学生の場合のみ取り入れ、高校生は真似しないでください!

③字は汚く書く
→「なんでやねん!綺麗に書くべきや!」と思いますよね?
実際、家庭教師でこれを教えるとほぼ間違いなく反論されていました笑
学校に提出するノートは内申点対策で綺麗に書く必要がありますが、普段の勉強用ノートは人に見せるためのものではありませんよね?
受験当日はスピード勝負です、可能な限りはやくて汚い字を書く練習をしておきましょう。
(3)答え合わせをする
→ここでのポイントは「○をつけない」「間違った問題は下に答えを書く」の2つです。
丸とバツをノートにつけるとごちゃごちゃしてしまい、復習時に分かりにくくなります。
そのため、間違えた問題にのみスラッシュをいれ、正しい答えを下に書くようにしてください。
この際、解説を読んで感じたことや課題を見つけたら一緒にメモをしておくと良いですよ!
(4)参考書の間違えた問題に斜め線を入れる
→テキストをみて「どの問題を間違えたか」がすぐにわかるよう、間違えた問題にスラッシュを入れましょう!
よく問題の横に□(正解したらチェックしよう)みたいなやつがありますが、絶対に逆の方がわかりやすいです。
また、ここでは必ず「スラッシュ」を入れるようにしてください!
スラッシュにしておくと、間違えるたびに線を書き足すことで自分の苦手な箇所を炙り出すことができます!
(5)ノートに線を引き、間違えた問題を再度解く
→どこからどこがやり直し部分かすぐにわかるよう、ノートの罫線に沿ってフリーハンドで線を入れておくと後で見直しやすいです!
なお、1周目の答え合わせは垢ペン、やり直し1回目は青ペン、2回目はペンといったように色を変えておくと復習時に分かりやすくなりますよ!

最後に、TSがオススメする文法問題集を3冊ご紹介!
お気に入りの1冊をみつけてぜひ使ってみてくださいね♪( ´▽`)
①高校入試英語 3年間の総仕上げ
オールカラーで非常にみやすくまとまっており、これ1冊で中学で習う文法の基礎をひと通り復習することができます。
また、1冊で長文読解やリスニングの勉強もできる非常にコスパの良いテキストです!
英語が苦手な人〜普通の人が使うとちょうどいいですよ♪( ´▽`)
②これで完成!高校入試対策合格ベスト本 英語
文法事項が端的にまとめられている点や赤シート対応している点がオススメです。
また、問題のレベルが徐々に上がっていく作りになっているので少しずつ力を伸ばすことができます!
英語が苦手な人から得意な人まで幅広く使える1冊ですよ(о´∀`о)
③塾で教える高校入試 塾技63 英語
中学で習う英文法はほぼ網羅されているうえ、一部高校で習う事項まで紹介されています。
高校入試では高校で習う文法事項を使っても問題ないため、このテキストを使えば表現力を飛躍的に高めることが可能です!
文法に特化した参考書であり、英語が得意な人、難関私立や大阪府C問題を解く必要がある人は絶対に使ったほうがいいですよ(*´∇`*)
④進研ゼミ
最後に、日常の予習や定期テスト、各都道府県毎の入試対策の教材としては進研ゼミもかなりオススメです!
TS自身も中学生・高校生のときは進研ゼミをやっていたのですが、教科書に準拠した教材やテスト対策問題集、また、志望校や受講者のレベルに合わせた受験対策参考書を使って勉強することができたため、本当に重宝しました!
学校の定期テストは進研ゼミの問題集と学校のプリントやノート、教科書だけで平均95点を超えていたため、ぜひとも利用してみてほしいです♪( ´▽`)
また、受験期には各都道府県毎に合わせた教材(TSの場合は大阪府)が届くため、志望校にピッタリあった問題を出る順に学習することができ大変役に立ちました♪
以下リンクより無料で資料請求をすることが可能です(о´∀`о)
ぜひ一度資料を取り寄せて、進研ゼミの素晴らしさを味わってみてください!!

まとめ
いかがだったでしょうか。
自分の勉強法を確立することは大切ですが、早くても高校くらいになることが多いです。
そのため、高校受験の際には当ブログで紹介したような方法を通じて、効率よく力をつけていくようにしましょう(о´∀`о)
次回は長文読解編をお届けしようと思います!
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