
こんにちは、阪大外語卒のTSです!
前回中学生向けに英語長文の読み方を配信したところ、「他の教科もやってほしい!」といった声をいただきました!
そのため、今回は国語の現代文に焦点をあて、入試や実力テストで点数がとれる読解テクニックを説明しようと思います♪( ´▽`)
なお、古文編については後日お話しする予定なのでお楽しみに!

では、早速ですが現代文は以下の手順で解けば読めるようになってきます!
【現代文読解の手順】
①最初にタイトルを確認しよう!
本屋さんで本を購入するとき、何を基準に本の内容を理解しますか?
そうですよね、タイトルですよね。
タイトルは本の顔とも言えるくらい、その本の内容を一言で端的に表しています。
そのため、いきなり文章を読むのではなく、最初にタイトルを確認するようにしましょう!
②注釈の単語を確認しよう!
英語長文編でもお話ししたのですが、注釈の単語を見れば本文の内容がなんとなく想像できることがあります。
文章に入る前に、「こんな内容かな〜」と軽く予想するようにしましょう!
③設問を確認しよう!
これも英語長文編でお話ししましたが、先に設問に目を通すことで読むべきところが分かります。
先に設問を読み、「何を読み取る必要があるか」を意識しながら文章を読むようにすれば読解スピードが飛躍的に速まりますよ!
なお、設問確認にかけていい時間は「1問あたり最大6秒」と考えています。
例えば設問が6問ある場合、36秒以内に設問の内容を確認し終えるように普段から時間を意識して練習を重ねましょう!
④設問を意識しながら本文を読もう!
①〜③まで終えたらいよいよ本文に移ります。
読むべきところと流し読みするところのメリハリを意識しながら読んでいきましょう!

【現代文答案作成のテクニック】
①漢字問題は先に解こう!
漢字は読解とは無関係のため、先に解き終えてしまいましょう!
分からない漢字に時間をかけるのはもったいないため、1問あたり10秒以上かけないことが大切です。
②「下線部を本文中の言葉を使って説明せよ」タイプの場合、下線部に出てきたキーワードを四角で囲おう!
言葉で書くとわかりにくいので、以下の図をまずは見てください。

TSが適当に作った文章で恐縮ですが、下線部に出てきたキーワードを囲ったうえで、前後の段落の同じ言葉や同じ意味の言葉を囲んで線で結びます。
こうすることで、答案作成の根拠となる部分がわかりやすくなります!
なお、指示語(いわゆるこそあど言葉)については、それぞれが何を指すのかを明らかにしたうえで囲むようにしましょう😃
③記述問題は制限文字数の9割を目処とし、主語を含めた文章で書こう!
一般的には8割書けばおっけーといわれていますが、8割だと要点がいくつか欠落していることが多いです。
8割だと空白が目立ってしまって悪印象を与えかねないこともあるので、可能な限り9割は書くようにしましょう!
また、「視覚情報を根拠にしていること。」といった回答をした場合、「何が」視覚情報を根拠にしているのか分からないためほぼ間違いなく0点扱いとされてしまいます。
そのため、特別な指示がない限りは主語をきちんと含めるようにしましょう!
④記述問題は下書きしよう!
「そんなんしてたら時間間に合わへんで」と思うかもしれませんが、間に合うように準備すれば大丈夫です。
「書いてみたら字数オーバーしてもうた」となってしますと余計に時間ロスしちゃうので、絶対に下書きは作成しましょうね。
なお、具体的なやり方を説明するうえで以下の写真を見てください。

まずは数字を右から左に書き、1行あたり5文字のルールを守って下書きを作成します。
書き終わったら日本語や句読点に問題がないかを確認するため、「3回音読」しましょう。
「試験中に音読なんかできるかいな!」と思いましたか?
できます、めっちゃくちゃ小声で読んだら絶対にバレません。
万一聞こえてしまったとしても、一発レッドカードではなくイエローカードが先に出るので大丈夫です。
目だけでなく口や耳を使った方がしっかり確認できるので、必ず小声で音読しましょう。
いかがだったでしょうか。
かなり斬新な内容もあったかと思いますが、すべてTSが中学生時代に実行して成果をあげていた方法です。
取り入れられそうなものから取り入れて、成績アップ・志望校合格につなげていただければ嬉しいです(о´∀`о)
次回は古文編をご紹介しますね(*´∇`*)
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