
こんにちは、阪大外語卒のTSです!
今回は早速テーマに入っていきますが、みなさんは「〜について」と聞くとどんな前置詞を思い浮かべますか?
おそらく、多くの読者は"about"をイメージしたことでしょう。
実際、TSは受験生時代に使い分けがわからず、「とりあえずconcerning使っとけば△くれるかな」と思いながら英作文を書いていました(笑)
一般的に「〜について」を表す前置詞としてはaboutのほかにonやofが使われるのですが、使い分けろと言われてもいまいちピンとこないかと思います。
ということで、今回はこれら3つの前置詞の使い分けを説明していきますね♪( ´▽`)
2つのものを結びつけるイメージを持つof

前置詞ofについては「〜の」と覚えている方が大半かと思いますが、「2つのものを結びつける」というイメージで整理した方が分かりやすいです。
例えば、阪大外国語学部は英語でschool of foreign studiesと表記しますが、これは「school」と「foreign studies」という2つの概念を結びつけているわけです。
結びつけると言っているくらいなので2つのものは密接している必要はなく、ある程度距離があっても問題ありません。
ここから、「2つのものを頭の中でくっつけることはできるけど密接させるほどの情報量はない」といったイメージを膨らませていきましょう。
イメージばかりだとよくわからなくなってきそうなので、いくつかofを用いた表現を見ていきましょう。
①hear of〜「〜についての噂を聞く」
噂なのでそれほど情報量は多くありませんよね。
ofがとてもしっくりくる表現です。
②be aware of〜「〜について気がついている」
気がつく程度なので情報量は多くないはずです。
これもofがぴったりですね。
③suspect A of B「BについてAを疑う」
あくまで疑っているわけで確信はありあせん。
情報量が少ないためこの表現でもofが登場します。
漠然としたイメージを持つabout

これはみなさんよくご存知のイメージかと思います。
何かを中心として漠然と取り囲んでいるようなイメージができればaboutはバッチリです。
いくつか例を見ていきましょう。
④think about〜「〜について漠然と考える」
あれこれ考えているようなイメージですね。
⑤talk about〜「〜についてあれこれと話す」
これもまさしくaboutのイメージがしっくりくる表現です。
⑥be anxious about〜「〜について興味を持つ」
何かを中心にあれこれと知りたがっているわけですね。
接触のイメージを持つon

前置詞onについては中学英語の悪影響により「〜の上に」と覚えている人もいるかと思いますが、onにそんなイメージは皆無です。
必ず「〜に接触して」といったイメージを持ってください。
接触しているから、on the tableなら「テーブルに接触して=テーブルの上に」、on the cellなら「天井に接触して=天井にひっついて」といった意味になるわけです。
「〜について」といった表現でonを用いると、接触するくらい詳しい情報を表すことになります。
いくつか例を見ていきましょう。
⑦a book on〜「〜についての本」
簡単な本ではありません。経済についての専門書などがしっくりきます。
⑧a report on〜「〜についての報告書」
自由研究レベルならaboutを使います。
onを使うなら地殻変動報告書のようなカタイ報告書になります。
まとめ
「〜について」の意味を表す前置詞は3つありますが、情報量の多さや結びつきの強さを比較すると以下のような関係になります。
of(2つのものは離れていてOK)<about(漠然)<on(接触)
このイメージを理解するだけで簡単に使い分けることができるので、是非頭に入れておきましょう。
いかがだったでしょうか。
前置詞の使い分けは受験や試験でもよく出題されますが、なかなか難しいところですね、、、。
普段から英語に触れ、読解や会話の中で「あ、ここではこんなニュアンスで使っているのか!」と考えることで一歩ずつ成長できますよ♪( ´▽`)
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これからも英語を楽しく学べるような記事を執筆していきます♪( ´▽`)
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